注文住宅を建てる際に言った言わない問題が起こる?その理由と対策について解説!

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注文住宅は建売住宅や中古住宅とは違い、購入前に完成したものを見れません。
そのため、施工業者との相性や価値観によっては、住宅の完成後に言った言わない問題が起きる可能性があります。
そこで今回は、言った言わない問題が起こる原因と対策について解説します。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひお役立てください。

□注文住宅を建てる際に言った言わない問題が起こる原因は?

1つ目は、打ち合わせの期間が長いことです。
長い期間やりとりを続けていると、どちらが何を言ったのかが分からなくなる可能性が高くなります。

打ち合わせの期間は、一般的に4〜6ヶ月ほど、長ければ1年以上かかることもあります。
これだけ長いと最初に言ったことを明確に覚えていることは少ないでしょう。
そのため、言った言わない問題が起こってしまうのです。

2つ目は、決めることが多くて細かいことです。
注文住宅を建てる場合は決めることが非常に多く、細部まで具体的に決めていく必要があります。
また、細部まで決めた後に「やっぱりここはこうしよう」と変更する場合もあるでしょう。

このように決定事項が多く細かいと、最終的にどこをどうしたのかを忘れてしまうこともあります。
その結果、言った言わない問題に発展してしまうのです。

3つ目は、施工業者を信用できていないということもあります。

打合せしていく中で「この人の言ってることに納得がいく」という気持ちになれると、自分の考えを押し通すというより、「お任せしよう」という気持ちになってきます。その気持ちになれる瞬間がきてなかったり、筋が通っていない話の流れ、説明や話にお互いが納得していないと、言ったことや言われたことを忘れてしまうことがあります。

□言った言わない問題を事前に防ぐためには?

注文住宅を建てる際に言った言わない問題が起きると、家が建つまでの期間が長くなってしまい、良いことは1つもありません。
そのため、以下のことを押さえて、言った言わない問題を事前に防ぎましょう。

まずは、些細なことでもメモをとることです。
打ち合わせをするときは、些細なことでもすべてメモをとるようにしましょう。

内容だけでなく、「理由とその感情」もメモしておくと、後で「なんでだったかな」と忘れてしまうこともなくなるでしょう。

文字を書くのが大変な場合は、ボイスレコーダーで音声として保存することも出来ますが、録音する場合は、打ち合わせする相手の許可を必ず取ることを忘れてはいけません。

打ち合わせの内容を細かく記録しておくことで、言った言わない問題が発生する前に記録したものを確認し、事前に問題を防げます。

次に、イメージを画像で確認することです。
住宅の外観・内観・外構など、言葉では伝えづらい部分があるため、そのような部分は画像で確認することがおすすめです。
視覚的に共有することにより、自分の理想と相手の想像の乖離を防げるため、意味の取り違えをなくせます。
自分と相手の想像が異なると、言った言わない問題につながる可能性があるため、自分がどのようなものを理想としているのかを明確に伝えるように心掛けましょう。

画像で確認する時も、「理由と感情」をメモしておくと良いでしょう。

□まとめ

注文住宅は自由度が高いため、自分の理想を形にできることが最大のメリットです。
ただ、画一されたものがないため、施工業者との認識のずれが生じる場合があります。
その結果、言った言わない問題が起きてしまうことがありますが、それを防ぐためにも、今回解説した対策を参考にしていただけると幸いです。
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