先週に三重県にある野地木材さんへ設計士さんと木配りに行って参りました。
木配りとはきれいな化粧材をどこの箇所にどのような方向で使うかを
決める事を言います。
私は設計士さんがどのように木配りをされるのか勉強しに参りました。
こちらは設計士さんが5m材をどこの箇所に配置するか記入している写真。
迷うな~と言いながら真剣に悩んでいらっしゃるのですが、
私の中では…正直に言うと…節の多さ以外で違いがわかりません…。
これは沢山木材を見てこないとできない技ですね…
こうして設計士さんが真剣に悩んで木配りするからこそ
格好いい家が出来上がるんですね。
木配りは3m材、4m材、5m材…と順番に見ていき、
配置を決めた材から持ち上げて移動させるのですが、
3m…まあまあ持ち上がる。
4m…結構ふんばらないと持ち上がらない。
5m…びくともしない。
5m材は男性2人が結構な力で持ち上げないと持ち上がらないほど重たいんですね^^;
現在はクレーンを使って持ち上げられますが…今も昔もこれを持ち上げる大工さんは本当に
凄い方なんだなと改めて思いました。
そして、何も考えず無理やたらに5m以上の材を使った設計をしないこと。
これが一番持ち上げてみて勉強になりました。
家づくりは、本当にいろんな人のことを考えて
つくっていくものだなと体験を通して思いました。