端午の節句

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5月5日はこどもの日でした。

奈良時代以降5月5日を端午の節句としてきたそうで、鎧や兜を飾ることは武家社会から生まれた風習のようです。
鎧や兜を「戦争道具」と受け取る考え方もありますが、武将にとっては自分の身を護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切なものでした。

現在は「鎧兜が身体を守る」という意味が重視され、交通事故や病気から大切な子供を守ってくれるようにという願いを込めて飾ります。

ということで息子の鎧兜は・・・

本来の意味通り身体を守る「鎧兜」だけにし、人を傷つける「弓太刀」は不要と考え、あえて無くしたものです。
そんな願いを込めた想いをいつか伝えられたら良いなと今から楽しみにしています。

 

この鎧兜、0歳の時は二階のホールに飾りましたが、去年と今年は玄関ホールのニッチに飾りました。

0歳の時はイタズラ出来ない状態でしたので普通に飾りましたが、去年と今年は息子の怪獣度合が激しくなってきたので、手が届かないニッチに飾りました。

生活をしてい中で、家族の成長とともに物を置く場所や物の量も変化して行きます。
せっかくの注文住宅なので出来る限りきっちり造り込む事も可能ですが、家族の成長の変化とともにいろんな対応ができるように造り込まない、という考え方にして良かった点です。

来年はまた違う場所で一緒に飾り付けと片付けができるようになってるといいな・・・。
まだ無理かな・・・。

 

ちなみに・・・
ニッチ背面のグレーの塗り壁は、営業担当が一生懸命探してくれた材料を、今は亡き左官の「ケンちゃん」が塗ってくれた壁。

この壁を見ると「ケンちゃん」の顔を思い出す、大切な場所の一つです。