注文住宅住宅の家づくりのおいて避けて通れないのが
『資金計画』です。
資金計画をせずに土地を探しだすと、買ってしまっていいものなのか、
「いいなぁ」と思っても買う自信もなくて、
そうこうしている間に土地がどんどん売れていき、
「買っておけばよかった!」と後悔するものの、
「あれ?本当に買っても大丈夫なのかな?」と、不安の繰り返し。
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いろんな土地を見れば見るほど、よくわからなくなって面倒くさくなって、
「家がついてる方がわかりやすくて楽だよね」と、建売を探し出す。
「土地って、なかなか無いですね」と言いますが、
・家づくりの総額が決まっていない
・おおよその家の金額が決まっていない
となると、条件そのものが決まってないので、無い土地を探してるのと同じ状況です。
こんなことから、住宅の家づくりの初めのほうにしなくてはならないのが「資金計画」ということになります。
もしかしたら、資金計画をしたら、建売しか買えないということもあり得ますし、そもそも家を購入することが出来ない、すなわち住宅ローンが借りられないということもあり得ます。
今回は、注文住宅での家づくりに欠かせない「資金計画」で、やってしまいがちな5つの失敗例を、ご紹介します。
資金計画でやってしまう失敗5選
資金計画でやってしまいがちな失敗例を5つご紹介します。
一つでも思い当たるかたは要注意です。
① 友達や会社の同僚の話から金額を決める
同じ収入であっても、子どもの人数や趣味が違うため、支出が違います。生活スタイル、ライフスタイルが違うのであくまでも参考程度にとどめておきましょう。
② 先に、土地や建物の金額を決めてしまう
気に入った土地があって一目ぼれで購入しても、どんな暮らしが可能で、
その暮らしを可能にする家がどんな家なのか。いくらで建てられるのか?ということが重要です。
土地だけ買って終わりではありません。土地を活用できなければ意味が無くなってしまいます。
③ 今の家賃と同じ金額に決める
現在の家賃は、参考程度です。賃貸物件と同じ間取り、同じ仕様で建てるのであれば可能かもしれませんが、それであれば、そのまま賃貸でも良いかもしれませんので、もう一度立ち止まって、「なぜ家が必要なのか?」と、家族で話し合った方がいいかもしれません。
④ 定年後が怖くてローン期間を短くしてしまう
住宅ローンには、一部を除いて、基本的には生命保険が付いてきます。そして、金利が超低金利なので、無理して完済をするよりも、長くコツコツと返済する方が、住宅ローンのメリットは大きいのです。
⑤ 親に言われて従う
これは、良いこともありますが、きちんと考えてからにするほうが良い傾向にあります。
贈与税、相続税、遺産相続など絡んでくることもありますし、
「俺の時代は・・・」と、過去と現在では、状況がまるで違います。
普通貯金の金利が高かったころの住宅ローンの金利は高かったので、少なく借りて早く返すというのは正解。というか、それしか方法が無いというのが正解かもしれません。
今の普通貯金の金利の住宅ローンでは、返済能力の範囲内であれば、たくさん借りて遅く返す方が有利となります。
資金計画のススメ
失敗例をご紹介させていただきましたが
私たちが扱うのは「お客様の大切なマイホーム」で住宅ローンを使うにしろ使わないにしろ
金額がおおきくて、税金の控除も高額です。
これからの家づくりに必要になってくるのは
「お客様の人生全体を通した資金計画」です
「住宅ローンは、いくら借りられるのだろう?」と
マイホームをお考えの方が思うことだと思います。
ですが、「いくら借りられるのか」よりももっと大切なことがあります。
それは「お客様の今後の人生の方向性」つまり「ライフプラン」をお聞きし、
お子様の教育資金・車の買い替え・貯蓄・生活費などなど、あらゆる出費を十分に検討したうえで
「いくらであれば無理なく、安心してマイホームの借り入れを返済できるのか」と
いうことを明確にしておくことで安心につながるからです。
誰しも「いい家に住みたい」という想いはあると思います。
ですが、それがお客様の収支に合わないものであった場合、
最悪の場合、せっかく建てたマイホームを手放さなければならないリスクもあります。
新築一戸建てではなく、
中古物件の戸建てやマンションをリノベーションする方法も視野に入れてみたりしながら、
お客様のリスクを最小限にするため、
「収支に合った家づくりのご提案」をしていくのが
我々のお仕事なのです。
ナルセノイエではお客様のマイホーム新築・リフォームでの資金相談を
積極的にお手伝いをさせていただきたいと思っておりますのでご相談ください。
まずはライフプランをして、ご予算の「ちょうどいい」を一緒に見つけましょう!