「家づくりをどのように進めていけば良いのか分からない」
このようなお悩みをお持ちの方は多いです。
1度建てた住宅には長い期間住み続けることになるため、先のこともよく考えておく必要があります。
そこで今回は、将来を見据えた家づくりとはどのようなものなのかを詳しくご紹介します。
ぜひお役立てください。
□将来のことを考えた家づくりについて
将来のことを考えた家にするためには、最初の段階で将来の変化を予測しておく必要があります。
具体的に考えておきたいこととしては、住む人数、年数などが挙げられます。
まず、家族構成は間取りを考える上で最も重要になってくるポイントですので、よく考えておきたいところです。
具体的には子どもがこれから増える予定があるのか、親と同居する予定はあるのか、といったことです。
親世代と暮らすことを考えて2世帯住宅を建てたとしても、両親に同居するつもりがなければそのスペースは無駄になってしまいます。
このようなことがないように、事前に家族の間で話し合っておきましょう。
次に住む年数です。
50代から家を建てるという場合は、コンパクトでバリアフリーを重視した家が推奨されます。
一方で、20代の方であれば子育てのしやすい環境を家が推奨されます。
このように、これから住む予定の年数によってもおすすめできる間取りが変わってきます。
子どもが家を引き継ぐ予定があるかを含めて、よく考えておきたいところです。
□間取りを考える際の注意点
先ほどは将来を見据えた家づくりに重要なポイントについて解説しました。
ここからは住みやすい住宅にするための注意点についてご紹介します。
1つ目は日当たりです。
日当たりが悪いと家が暗くなってしまいがちです。
窓の配置によっては十分な光を取り込める可能性が高いため、設計の段階から日当たりについて考慮しておく必要があります。
そして、夏が日当たりが良すぎるのもあまりよくありません。
夏の日差しが強すぎると、家の中が暑く感じたり、床材や壁材が太陽光によって劣化しやすくなったりします。
そのため、バランスよく光が広がるような設計にしておくことが重要になります。
冬は日当たりを暖房に、夏は日を遮るという設計は、エネルギーの観点からもこれからの住宅設計のスタンダードになります。
2つ目は収納スペースです。
収納スペースが少なければ、居住スペースに物を置くことになってしまい、結果的に生活空間が狭くなってしまいます。
このようなことを避けるためにも、新築の間取りを考える際は、収納スペースは、適材適所に、多すぎず少なすぎないように、使う場所の近くに配置する設計をしましょう。
□まとめ
今回は、将来を見据えた家づくりとはどのようなものなのかについて詳しくご紹介しました。
将来のことを現時点で予想することが難しい場合は、臨機応変に対応できるような柔軟性の高い間取りにしておく必要があります。
あとは、性能面、エネルギーの観点でも将来を見据えることは大切な要素となります。
ナルセノイエではお客様に合わせたちょうどいい住まいを実現することを心がけておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。