家づくりを考えるときには、毎日の家事を効率よくできる家にすることも大切です。
そのためには、家事動線を考える必要があります。
では、一体どのようなことを考えれば良いのでしょうか。
この記事では、家事動線が良い間取りのポイントをご紹介します。
また、最後には一般的な住宅の広さである30坪の場合の家事動線が良い間取りについてもお伝えするので、ぜひ最後までご覧下さい。
□家事動線が良い間取りのポイントは?
家事動線が良い間取りのポイントは3つあります。
1. 収納
家事動線が良い間取りにするためには、収納を意識することが大切です。
家事をする場所に合った収納を設置すると、効率的に作業できます。
特に考えたい収納場所として、キッチン、洗面室・ランドリールーム、リビング、玄関などが挙げられます。
2. 移動距離
移動距離を意識することで快適に家事ができます。
1つ1つの作業場所を近くすれば作業時間も短くなるのでおすすめです。
作業開始場所から終了場所までの一連の流れを考えるようにしましょう。
3. 回遊性
回遊性とは、キッチンや収納などを中心にしてぐるりと回れる間取りになっている、仕切りがなく回れる通路があることです。
仕切りがなく家の中をぐるりと移動できることで、家事の時短や開放感につながります。
また、回遊性が高まると、家族のコミュニケーションが増えるのも魅力です。
□30坪で家事動線の良い家とは?
ここでは、30坪の場合の家事動線の良い家にするポイントを平屋と2階建ての場合に分けてご紹介します。
*平屋の場合
平屋で家事動線を良くするには、家の配置や家族構成などを考慮することが大切ですが、主なポイントは以下の3つです。
・キッチンと洗面所の距離を意識する
・洗濯機とクローゼットを近くに配置する
・リビングと寝室の位置関係を考える
*2階建ての場合
2階建ては平屋と異なり、1階と2階での動線を分けて考える必要があります。
特に、キッチンは家事の中心であるため、効率的に配置することがポイントです。
2階建て住宅では一般的に、1階にキッチンを設置することが多いでしょう。
そのため、キッチンとリビングを合わせたオープンプランの場合、往来がしやすく家事の効率が良くなります。
□まとめ
家事動線が良い間取りのポイントは、収納、移動距離、回遊性の3つです。
また、30坪で家事動線の良い間取りを考えるときには、平屋と2階建てでポイントが異なります。
平屋と2階建てでは階数が異なるので、それぞれの特徴を把握した上で、家事動線を考えるようにしましょう。
当社では、住む人にとって心地よく健康的な暮らしをお届けいたしますので、お気軽にご相談下さい。