近年では4人家族で1つの家に住まれるという方が増加しています。
そのため、4人という人数構成にあった家の広さや間取りを考える必要があります。
そこで今回は、4人家族にはどのくらいの家の広さが必要なのかをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□4人家族の理想的な家の広さ
子ども2人と夫婦の4人家族にとって、住まいの広さや部屋数はどの程度必要なのでしょうか。
国土交通省が定める住生活基本計画によれば、4人家族の家の理想的な広さは95平米(28.68坪)で、最低限必要な面積は50平米(15.09坪)とされています。
具体的な部屋の広さは、どのように暮らしていくのかで決まってきます。用途を兼ねる事ができれば小さくても快適ですし、やりたいことをきっちり分ければ広さが必要になうことは大前提です。
そして、最適な部屋の広さは暮らす期間によっても変わってきます。
例えば、小さなころは子どもに個室を与えることは必要ないかもしれませんが、成長するにつれて部屋は必要になってくるものです。
そのため、家を建てる際に子どもが小さい場合でもしっかりと対応できるように部屋の広さを考えておく必要があります。
ただ、家族4人で過ごす期間も意外に限られています。
特に進学により子どもが親元を離れるような場合は、4人より少ない人数で暮らす期間の方が長くなる可能性があります。
そのようなことも考慮して、広すぎず狭すぎない子ども部屋の広さを考えていく必要があるでしょう。
□4人家族の家の広さで注意したいこと
先ほどは、4人家族の家の理想的な広さについて解説しました。
ここからは、家の広さで注意すべきことを解説します。
4人家族の家の最大の注意点は、先ほどもご紹介した通り子どもの成長についてよく考えておくことです。
子どもが独立して夫婦2人で過ごすことになった場合、子ども部屋は余ってしまいます。
お家のスペースを無駄なく利用するにはどうすれば良いかということもよく考えて家づくりを行いましょう。
このようなことを考慮すると、子ども部屋は大きな1部屋をパーテーションのような間仕切りで仕切るのも1つの手段です。
子どもが部屋を使わなくなった場合は、広々とした1つの部屋として趣味の部屋や、教室を開くなど利用できますし、子どもの成長に合わせて部屋のレイアウトを変えやすいというメリットもあります。
□まとめ
今回は、4人家族にはどのくらいの家の広さが必要なのかをご紹介しました。
4人家族の場合は子ども部屋の広さをどうするかということをよく検討しておく必要があります。
当社では、将来のことも考えた長く住めるちょうどいい家づくりを心がけております。
暮らしやすい家を実現したいという方はぜひお気軽にご相談ください。