鈴虫寺のお話

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先週末に京都へ旅行に行って参りました。

メインは嵐山の散策…と、真の目的は友人の恋愛成就祈願。

その中でも印象に残った鈴虫寺の話をします。

鈴虫寺に向かった目的は言わずもがな…友人の目的です。

 

鈴虫寺はその名の通り、鈴虫を飼っているお寺です。

その数約5000匹。室内はリーンリーンと鈴虫たちの鳴き声に癒されました。

まずは室内で「鈴虫説法」という、御坊さんのお話をお聞きします。

その内容は鈴虫寺のお地蔵様にどんな風にお願い事をしたらよいか、

神社とお寺の違い等色々なお話を冗談を交えながら話してくださり、

色々と勉強になりました。

 

お話を聞いた後は各自お守りを購入し、お地蔵様にお願いをします。

お地蔵様は、お願いをした人のお家まで願いを叶えに来てくださるので、

お願いをするときは、必ず住所と名前を最初に伝えないといけません。

 

また、お守りには「幸福御守」という文字が書かれており、

手を合わせたときに「幸」という文字をお地蔵様に見せながら

お願いをしないといけません。

 

私も折角鈴虫寺に来たので、お守りを購入しお願いをしました。

私より先にお願いをしていた友人は、私がお願い事をした後もしばらく

手を合わせていました…友人の願いが叶うといいなぁ。

 

お守りは常に身につけていないといけないので、

私は何故かずっととってある夏目漱石のお札と共に

財布にしまっておきます。

なんだかご利益ありそう。

 

そしてこのお守り、願いが叶ったら鈴虫寺へ返す決まりがあります。

以前行かれた青山さんは願いが叶い、いつ返しにいこうとおっしゃっていたのですが

私は果たして返せる日は何時になることでしょう…

お地蔵様が家まで願いを叶えてくださるよう、

自分も日々精進していきます。

 

翌日は清水寺に向かい、またしても友人は祈り続けます。

選んだ柄杓には「恋」の文字。

 

念には念を。