住宅の顔とも呼ばれる玄関。
家族が毎日使い、来客があった際は玄関で話し込むこともあるでしょう。
そのような住宅の大切な部分である玄関は、おしゃれで快適な場所にしたいですよね。
そこで今回は、注文住宅の玄関をおしゃれにするポイントと玄関ドアについて解説します。
□注文住宅の玄関をおしゃれにするためのポイントは?
家全体の印象を決める玄関をおしゃれにするためのポイントは、主に3つあります。
1つ目は、中心を最初に決めて内装をデザインすることです。
まず、和風や洋風といった玄関のテーマを決め、それを中心に玄関のインテリアや壁紙、家具などを選びましょう。
2つ目は、外観や窓などのバランスを考えることです。
位置によって日の入り方が変わるため、非常に重要なのが窓です。
日当たりだけでなく、外観とのバランスも考えてデザインしましょう。
また、外観を玄関に合わせると、統一感があり、さらにおしゃれなデザインになります。
3つ目は、収納スペースの広さを決めることです。
おしゃれな玄関にするには、すっきりとした空間にするための収納スペースが必要です。
玄関から直接入れるタイプや一段上がった先にあるタイプなど、収納スペースの種類は様々あります。
それらのタイプによって玄関全体のレイアウトが変わりますので、事前に収納するものを決めてどれくらいの広さが必要か把握するようにしましょう。
□玄関ドアはどのように選べば良いの?
玄関ドアは住宅全体の印象を決める重要な部分です。
機能性とデザイン性を考慮して、理想に合った玄関ドアを選びましょう。
具体的なドア選びのポイントは3つです。
1つ目は、セキュリティ面です。
玄関ドアの鍵には、「鍵穴が2箇所ある扉」「ディンプルキー」「オートロック」「電子キー」などの種類があります。
鍵穴が2箇所ある扉やディンプルキーは、泥棒や空き巣が住宅に侵入するのに時間がかかるため、安全性が高いでしょう。
また、オートロックや電子キーを備えた玄関ドアは、自動で扉が閉まるため、閉め忘れの心配がありません。
玄関内の日当たりを優先してガラス部分が増えてしまい、セキュリティが心配な方には、防犯合わせガラスをおすすめします。
2つ目は、断熱性です。
日当たりの良い玄関をつくるために南向きに設置すると、夏場暑く感じてしまうという問題があります。
しかし、断熱性の高い玄関ドア選びをすれば、日当たりの良さと玄関の快適な気温を両立できます。
3つ目は、ドアの開き方です。
ドアの開き方は、「片引きドア」「引違いドア」「両開きドア」などの種類があります。
一般的なドアやスライドで開閉するタイプだけでなく、「親子ドア」と呼ばれる大小のドアがついたものや、「両袖ドア」と呼ばれる開きドアの左右に窓があるドアなど、玄関ドアの種類は様々です。
ご自身の好みや生活スタイルなどに合わせて、デザイン性と機能性を備えた玄関ドアを選びましょう。
□まとめ
おしゃれな玄関をつくるためには、新居でのご自身の生活を具体的に想像し、好みのデザインと機能性の両面から設計を考えることが重要です。
家族全員が安心できる、快適でおしゃれな住宅をつくりましょう。
人と環境に「ちょうどいい」をコンセプトに注文住宅のデザインをサポートする当社のモデルハウスも、ぜひ参考にしてください。