家づくりを進めていくうえで、後悔や不安に襲われ、感情のコントロールが難しくなることがあります。
この状態のことを「新築ブルー」といいます。
ここでは、新築ブルーについてと新築ブルーから抜け出す方法をご紹介します。
□家づくりがしんどくて辛い!新築ブルーって何?
新築ブルーとは、家づくりの計画中や入居後に気分が落ち込んだり、不安が増したり、イライラしたりするなど、精神状態が不安定になってしまうことです。
新築ブルーになってしまう原因はどこにあるのでしょうか。
ここでは、新築ブルーの原因を3つご紹介します。
*1.住宅ローン返済に対する不安
新築の住宅ローンの金額の大きさやこれから数十年続く返済に対して、大きなプレッシャーや不安を感じてしまう方も多いです。
家計のなかで返済の負担が大きすぎると、生活に余裕がなくなり新築ブルーになってしまうことがあります。
*2.土地や建物に対するストレス
「隣に高いマンションが建てられて日当たりが悪くなった」「思った以上にご近所付き合いが大変」などと、新居に住み始めてから後悔や不満が出てきても簡単には家を変えられません。
それらの小さなストレスがどんどん大きなストレスに変わり、新築ブルーに陥ることもあります。
*3.理想とのギャップ
新築の家を建てる方には、それぞれ理想とする形の家があるでしょう。
しかし、実際に暮らし始めると、思い描いていた暮らしとのギャップが生まれ、落ち込んでしまう方が一定数います。
自分の理想とは異なる家にこれから住まなければならないというネガティブマインドが、新築ブルーへと変わっていってしまいます。
□新築ブルーから抜け出す方法とは!
新築ブルーを抜け出す方法は以下の6つが挙げられます。
・完璧をもとめすぎないこと
・家族同士で本当に家が必要なのかを話す
・小さな幸せをみつける
・新居周辺の素敵な場所を散策する
・他人の家と比べない
そして一番オススメは
・一度、家づくりから離れる。
新築ブルーから抜け出すためには、ポジティブな考え方も必要ではありますが、何も考えない時間も大切です。
□まとめ
新築ブルーとは、家づくりをするうえで精神状態が不安定になってしまうことをいいます。
新築ブルーはちょっとした後悔や不安からなってしまうもので、辛い経験をする方もいます。
万が一、新築ブルーになってしまっても焦って1人で克服しようとせず、家族に協力してもらったり、時間をかけて自分のペースをつくり、気持ちを整理しましょう。