環境にやさしい家にすることで電気やガスの料金の節約にもつなげることができるため、できるだけ環境に優しい家を建てたいですよね。
そこで今回は、環境にやさしい家にするための方法と環境に優しい家のおすすめのデザインについてご紹介します。
□環境に優しい家にするためには?
環境に優しい家にするための1つ目のポイントは、日光や風を積極的に取り入れるようにすることです。
日光や風を積極的に室内に取り入れることで電気やガスなどのエネルギーの削減につなげることができます。
2つ目のポイントは、省エネ・創エネをなるべく意識するようにすることです。
外壁や屋根に断熱性の高い建材を使用することで断熱性能を高めることができ、省エネにつなげることができます。
また、太陽光や風を使ってエアコンへの依存頻度を減らし、使用量を減少させるようにしましょう。
□環境に優しい家づくりのためのおすすめのデザインは?
環境にやさしい家づくりのためのデザインとして、「パッシブデザイン」というものが存在します。
パッシブデザインとは太陽光や風などの自然エネルギーを活用できるように配慮して設計・デザインされた建築のことです。
パッシブデザインでは太陽光・風・地熱の3つの自然エネルギーを利用します。
一般的に太陽光を使用すると言えば太陽光パネルを想像すると思いますが、パッシブデザインでは太陽光をエネルギーとして活用せず、太陽光が取り込みやすい大きな窓や吹き抜けを作ることでなるべく太陽光を室内に取り込もうとします。
また、窓を大きくすることで風の通りがよくなり、エアコンをなるべく使わず快適な生活ができます。
近年地熱は注目されており、そのエネルギーは太陽光に匹敵すると言われています。
地熱の力を生かし、エアコンの力をなるべく使わずに夏は涼しく冬は暖かい住宅を作ることができます。
*パッシブデザインの種類
パッシブデザインには5つの種類があります。
1.断熱性
室内の空気を暖かく保つことができます。
2.日光の遮蔽
日光を遮蔽するデザインにすることで室内の温度上昇を抑えることができます。
3.風を利用するデザイン
風が入りやすいデザインにするとエアコンを使用する必要がなくなります。
4.昼光の利用
日が昇っている時間帯、太陽光を利用し証明をなるべく付けないようにするつくりのことです。
5.日射熱利用暖房
冬のうちに室内に太陽光を集めて部屋を暖めることを指します。
□まとめ
環境に優しい家にするために、太陽光や風などを積極的に取り入れるようにしましょう。
環境に優しい家のデザインに、パッシブデザインというものがあります。
これは太陽光・風・地熱の3つのエネルギーを活用できるように考えて設計されたデザインのことを指します。